高野山真言宗
寺院名:常福寺(じょうふくじ)
山 号:観音山(かんのんざん)
本 尊:延命地蔵菩薩
宗 派:高野山真言宗
その他:摂津四国霊場第八十五番札所・福原西国霊場第十一番札所
住 所:神戸市長田区大谷町3丁目11-1
電 話:078-611-4685
備 考:駐車場あり(2台程度)
当寺の確たる由緒・縁起を知ることは困難ですが、奈良時代に行基菩薩によって開創された「蓮華寺」の法脈を受け継いでいます。元は西国街道に面した西代村内にありましたが、明治晩年に山陽電車の敷設工事に伴い、村墓域のあった現在の地に移転されました。
行基によって築造された「蓮池」の樋の余材で作られたとされる「木造板五輪卒塔婆・十基(平安時代後期)」が保存されており、神戸市の有形文化財に指定されています。
閑静な境内山林内には、西国霊場になぞらえた観音自然石像三十三体が安置されており、観音山と称するようになりました。
また、南北朝時代の宝筐印塔や、明治大正の大阪相撲のスター力士の墓数基も安置されています。